PART1.アプリ「Excelデイトレード」の説明

1.「Excelデイトレード」について
  自作のデイトレード用ツールは、「KI楽天分データ解析(2005)」→「ウルトラデイトレーダー(2007)」
→「KIデイトレード(2014」→「Excelデイトレード(2019」とも変え、10年以上改善を続け進化しました。

時間を掛けて作ったが殆ど使用しなかった機能を削除したり、新しい機能の追加を繰り返し、最終的
には1台のPCで解析出来るツールにしました。

リアルタイム株価を楽天証券のサイトから取得しています。取得は3か月以内での取引が必要等、
有料でしたが今年から(2019)、完全無料化になり、何時でも・何方でも自由にリアルタイムデータを
使用出来ます。したがって楽天証券との契約が必要無くなったので、「Excelデイトレード」ツールも、
誰でも使用できるようになりました。


(1) 機能概略
[1] リアルタイム処理の正式版の実行銘柄数はMAX290件。(MAX290件の実行可能ですが、PCの
   性能によりリアルタイム株価表示が遅い場合があり、100件以下が推奨件数です)
[2] 無料体験版の実行銘柄数は5件です(・日経平均、・日経平均先物、・6〜10行が一般銘柄)。

[3] リアルタイム解析は、以下の4シートに表示します。
[3-1] 「銘柄データ」シート :株価・気配値等のリアルタイム表示、並べ替えで12種のランキング表示。
[3-2] 「リアルタイム解析」シート:指定銘柄の・現在値・VWAP・移動平均・高値安値の分チャート表示。
[3-3] 「分チャート9」シート  :ランキング上位9銘柄の現在値・VWAP分チャート表示(9銘柄×6=54銘柄のチャート)。
[3-4] 「参考15日チャート」シート:ローソク足・MACD・ピポット等6種類の・日 ・週 チャート表示。

[4] 各種実行は2個のダイアログからも出来ます。
[4-1] 「優先銘柄設定」ダイアログ:重点的にトレースする銘柄を設定し、その上位行に表示。
[4-2] 「補助表示制御」ダイアログ:チャート9シート株価データ詳細一覧表示や業種ランキング表示。


(2) 動作環境
   ・WindowsXP  Windows7 日本語版
   ・Excel2010/2016 で実行出来ます。
   ・Excel2007、Excel2013は多分動くと思いますが、未確認であり体験版で動作を確認して下さい。
   ・楽天証券のマーケットスピード(MarketSpeed、RealtimeSpreadSheet(RSS))のアプリが必要。
   (なお、マーケットスピードは、2019/6/24日以降は、楽天証券に口座が有れば無料使用になった)。


(3) 使用準備
[1] )楽天証券ツール側準備
・このマクロを使用する時は、楽天のマーケットスピードが起動していること。
・RSSを起動し、サーバーと正常に接続されていること。
(デスクトップ下端のRSSアイコンにマウスポインターを当て下図「RSS接続中」でOK)

【図111-1:RSS接続状況  】 


  「RSS接続処理中」の場合は使用できません。

[2] Excelのマクロ実行可能に設定
本ソフトはExcelVBAで作成されており使用する場合はExcelのマクロ使用可能に設定する必要。

設定方法はExcel2010は、ファイル → オプション → セキュリティセンター → セキュリティセンター
の設定 → マクロの設定 → 「すべてのマクロを有効にする 」、なお、マクロ有効設定は自己
責任でお願いします。




戻る