第3章.Kindle本出版後の管理
Kindle本を作成の為に、ソフトを開発し、出来たソフト「KIキンドル」を使って、Kindle本「タイ出向の思い出」
を練習に発行した。その後本命として「ExcelでKindle本作成」を出版しました。2冊書いた時Excelで表紙
も作成したが意外と面倒だったので、これも「ExcelでKind表紙作成」の本にした。
当初Kindle本を1冊書いてみようとスタートしたが、現在Kindle本を何となく3冊発行しました。

出版した以上改版等の管理も多少必要です。必要事項はWebを見て覚え実行したが、今後忘れた場合
はここを見れば思い出せるように、1章追加し記録しました。


1.「KIキンドル」ソフト改善&操作方法変更
1-1実行スタートを判り易く改善


(1) 最初に表示のダイアログの内容改善
変換対象のExcelファイルが開いていない場合、「いいえ」でマクロを終了させて
いたが、希望のExcelブックを開けばいい話なので、「いいえ」で別ブック指定方式
に改善した。改善に伴いダイアログは、図31-3から31-4に変えました。

【図311-1 旧実行内容確認】


【図311-2 新実行内容確認】





(2) 実行ダイアログのデザイン改善
本番の原稿を書いていたら、記述順と実行ダイアログの表示場所が、合っていない
ので多少見づらい事が判り、目次作成ボタンの場所を改善した。

【図311-3 改善後 実行ダイアログ】


【図311-4 改善前 実行ダイアログ】






1-2 目次関連の見直しと改善


(1) 目次作成の見直し
目次作成ダイアログを変更し、ファイルの追加・変更を容易に出来るように
改善した。ほかにマーカーに目次表示記載や、階層付けを全角スペースを追加。

【図312-1 改善前 実行ダイアログ】


【図312-2 改善後 実行ダイアログ】
改善前の[1][2]をまとめて[1]にして、リンクタグ記載前の目次シート完成にした。


(4-1).目次ファイル作成実行手順
    (1) HTMLファイルのフォルダから目次シート作成
    (2) 目次シートに階層表示のリンクタグ付加
      →階層に全角スペース使用の、index1シート追加。
(4-2).目次ファイル手直し方法
    (1) ファイルの追加方法
      →ファイル追加は、ファイル名に「-」を追加する方式に改善した。
    (2) 作成済み目次の手直し方法
    (3) マーカータグを有効に活用する
      →マーカー記載からも目次項目取得できる機能を追加。

【図 312-3 マーカーの新ルール】





(2) 理論目次作成の見直し

現在論理目次の表示に本題があり、2階層表示がmobiファイルでは1階層になって
します。改善策の1つとして第1階層のみの表示で、アコーディオン方式で、
第1階層の項目クリックで第2階層表示方式なら上手く行くか実験した。

HTMLタグと簡単なCSSで作ったが、mobiファイルに変換でエラーになり失敗だった。
その内別なアコーディオンを考えるが、HPの項目作成には利用できそうなので、
実行ダイアログを改善し、「折1」「折2」のチェックボックス付け、アコーディオン作成
機能はそのまま残した。

「折1」:HTMLタグの”チェックボックス”使用で、開いた第2層項目はそのまま表示。
「折2」:HTMLタグの”ラジオボタン”使用で、一回に開くのは1箇所のみ。

【図 312-4 理論作成ボタン例】






1-3 KDPへアップロードファイル変更

【変更前:フォルを圧縮しZIPファイルでアップ】
ZIPファイルでアップロードでデータ正常完了で問題なかったが、表紙がボケた。
【図 313-1 HTMLファイル一式を圧縮しZIPに】


【変更後:mobiファイルをアップロード】
【図 313-2 作成したMOBIファイル例】






1-4 HTMLタグの見直しと改善




(1) HTMLの画像をシート別からブック別に改善
通常シートをHTMLファイルにした場合、そのシートにある画像はシートのフォルダ
に保存していました。しかし、ブックに1個のフォルダにして、そのブックの各シートの
画像をそこに保存すれば1フォルダで済みスッキリします。
kindle本として登録する時、フォルダ数が多いとミスする事も考えられるので、
最低のフォルダ数ににした。(入り子禁止(フォルダ内にファルダ)の記述もあった
気がするので画像フォルダが1個なら問題ないと思います)

【図314-1 シート別画像フォルダ例】


【図314-2 ブック別画像フォルダ例】


【図314-3 追加したチェックボックス例】





(2) 目次リストタグの確認
リストは3階層までは確認済みですが、それ以降もマクロで自動作成機能は
入っているが未確認だったので、取りあえず1〜5階層まで確認した。
ただし、4階層以降はチェックしたパターンが少ないのでまだバグがある可能あり。

     

   




(3) 自己PCでmobiで確認時のエラー対応を追加
   「1章5-8.OPFファイル作成とmobiで確認」に下記コピーエラーを追加。

※ 上記はダブルクリックでKindleに表示ですが、メールを自分宛に「opf-tst.mobi」
  を添付送付して、添付ファイルを開く方法でもPCのKindleへ表示できます。

※ダブルクリックで表示させる場合、すでにその本を表示済の場合、コピーエラー
のメッセージがでます。(下図参照)
【図314-11 コピーエラーメッセージ例】

なお、表示中ブックのアイコンを右クリックして、「本削除」を実行すればダブル
クリックで表示のブックは削除されます。削除後のダブルクリックで再表示できます。
(正式にダウンロードした本は、「端末から削除」でダウンロード済み
 から削除除できるが「ダウンロード」で表示できます)



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