3.著作本のマーケティング
マーケティングとは、「お客様に価値を提供してお金をいただくこと」です。Kindle本を3冊書いたが全く
売れない。何らかの形でkindle本を宣伝出来ないか考えました。

3-1著作本の紹介
WebでKindle作成を検索すると、既に10冊とか30冊発行したとか、10ページの本を5分で作ったとか、
自慢げに掲載のHPが多いが、中には本当に為になり売れている本もあると思うが、誰でも簡単に発行
出来るので、Webに書いてある沢山売れて大儲けした話はどうも信用できない。著者の発行本を見れば
どんな本を出版しているか判り、信用できる本かの判断に少しは役に立つ思う。(下図(著)クリック)



(1) Amazonに載っている著作本確認
著作本をクリックしたら、下図左の紙本3冊はあったが、Kindle本は載っていなかった。
なお、紙本の中古価格は2冊目5,509円、3冊目15,800円であり、2012年に2,700円で発売した本が
5年経った中古が1万円以上になっており、為になる本を書いていると判って頂けると思う。




(2) 著作に載って載っていない本を追加
上図の右側のKindle本3冊を、「さらに本を追加する」クリックで追加。追加本については審査、確認?後に
掲載する、とのメッセージが出たが、次の日には追加されていた。






3-2無料キャンペーン
kindleには他社にはない無料キャンペーン」という素晴らしい宣伝システムがある.。最終的には売上向上
に繋がることをを期待して実行した。


(1) 無料キャンペーン実行期日設定
[1] kdp.amazon.co.jpページでサインインし、「本棚」に移動します。


[2] キャンペーンと広告クリック


[3] 価格キャンペーンを実施


[4] 開始日と終了日を指定





(2) 無料キャンペーン実行で0円になる
キャンペーン実施スタートで価格0円になる、当然終了時間になると0円は消え左図1個に変わる。





(3) 無料ランキング1位表示
このカテゴリーでは無料ランキングに表示はゼロだったので、無料を実施すれば当然1位になる。







(4) 無料ダウンロード数
買ってもらうよりもまず、知ってもらう、と言うことで無料キャンペーンを9/1〜9/5日の5日間似実施した。
無料キャンペーンを宣伝しなければダウンロードはゼロのままなので、ExcelVBA関連HPを出しているので
その関連で知っている約50人に無料キャンペーンをメールで連絡した。その結果5日間で26件のダウ
ンロードがあった。

内訳は、9/1日(大平洋標準日間の関係で含む半日前)12件、9/2日7件、9/3日4件、9/5日1件、
9/5日2件、トータル26件のダウンロードがあった(下図グラフ参照)。






(5) 無料キャンペーンの効果
Webに出ている相乗効果は、は下記があります。
@無料でもDL数が伸びると、『この商品を買った人』や『この商品をチェックした人』の表示が出るように
  なり結果として売上は増える⇒ 本のアイコン表紙は増えないし特に購入者もいない。

A既読KENPとはKindle Edition Normalized Pagesのことで、月額980円で読み放題の読者が、読んだ
 ページ数により分配金が増える⇒ KENPはゼロのままで変化なし。

● 無料キャンペーンまとめ
無料キャンペーン実行で何か効果があると思っていたが、今も処、残念ながら全く効果なしです。

ExcelでKindle本作成が世の中に認められていないようなので、宣伝しても無駄なようです。現在はKindle
本はマンガや小説が主体で、表データやグラフが必要な技術本は電子書籍に馴染まないようです。

自作ソフト「KIキンドル」で作成したKindle本を3冊発行したが、まだ目次の自動作成等で少しややっこしい点
もあるので、更に誰でも操作できるソフトに改善し、そのうち「KIキンドル」がヒットすることを静かに待ちます。




戻る