4-3.Kindle作成に使用できるHTMLタグ

前4-2項で、ExcelシートをKIiwebでHTMLに変換し、4-2項に記載のKindleGenアプリでmobi ファイル
を作成し、ExcelシートがKindleに正しく表示されるか確認しました。

確認で問題は把握できたので、Kiiwebを改善して問題点の対処策を織り込んだ新アプリをこれから
作成します。新アプリの名前は未だ決めてないが取りあえず「kiキンドル」(仮名)とします。

新アプリとしては、まずKind作成に使用できるHTMLタグの把握する必要ですが、それはamazon.coの、
https://kdp.amazon.co.jp/ja_JP/help/topic/G200673180サポートされるHTMLタグにありました。

以下の記述はそのページの転記です(丸写しですが参照先も書いており問題ないでしょう)。

(1)書籍コンテンツでサポートされるすべてのHTMLタグおよび属性を以下に紹介します。
(一般的によく使用されるHTMLタグ→ダイ色) (本の説明で使用できるHTMLタグ→黄色)
HTMLタグ 属性 説明
<!-- -->   コメント ? 囲まれたテキストは最終の商品に表示されません。例: <!-- ここがコメントです。
<a>   ハイパーリンクのアンカー。
  href ハイパーリンクの参照先となる内部のブックマークまたは外部のWebページのアドレスを定義します。
  id 要素に一意のIDを割り当てます。
  name ハイパーリンクの参照先として指定できる内部のブックマークを定義します。
<b>   囲まれたテキストを太字として指定します。
  id 要素に一意のIDを割り当てます。
<big>   囲まれたテキストのフォントサイズを、現在のサイズまたはデフォルトのサイズよりも1ポイント
大きくします。
<blockquote>   引用部分であることを示します。引用テキストの前後左右には余白が設定され、左側のみインデント
されます。blockquote要素内で段落タグを使用することはできません。代わりに改行(br)タグを使用し
てください。blockquote要素内の行にデフォルトのインデントや間隔は適用されません。
  id 要素に一意のIDを割り当てます。
<body>   HTMLファイルの本文テキストを囲みます。
     
<br />   改行を作成します。
  id 要素に一意のIDを割り当てます。
<center>   テキストを中央揃えにします。
<cite>   囲まれたテキストが他のソースからの引用であることを示します。この部分は斜体で表示されます。
<dd>   定義リスト(<dl>)の用語の定義を囲みます。
  id 要素に一意のIDを割り当てます
  title 読者がこの要素の上にマウスポインタを置いた場合に表示されるポップアップボックス内のテキスト
を作成します。
<del>   削除されたテキストであることを示します。囲まれたテキストには取り消し線が引かれます。
<dfn>   テキスト内で定義する用語を示すために使用します(初出箇所のみ)。囲まれたテキストは斜体で
表示されます。
<div>   ドキュメントのある特定の範囲(セクション)を定義します。
  align セクションの配置を指定します。
  id 要素に一意のIDを割り当てます。
  bgcolor セクションの背景色を定義します。
<em>   囲まれたテキストを強調表示します。通常は斜体で表示されます。
  id 要素に一意のIDを割り当てます。
  title 読者がこの要素の上にマウスポインタを置いた場合に表示されるポップアップボックス内のテキスト
を作成します。
<font>   フォントの色を定義します。
  color フォントの色を定義します。
  face フォントスタイルを定義します。
  id 要素に一意のIDを割り当てます。
  size フォントサイズを定義します。
<head>   HTMLドキュメントに関する情報が含まれます。<head>タグ内で使用できるのは、
<base>、<link>、<meta>、<title>、<style>、<script>の各タグのみです。
このタグで囲まれた情報は最終の商品に表示されません。
<h1>~<h6>   囲まれたテキストをセクション見出しとして指定します。<h1> (最上位)~<h6> (最下位)を使用でき
ます。
<hr />   水平の(罫)線を作成します。多くの場合、テキストセクションの分割に使用します。
  color 要素の色を定義します。
  id 要素に一意のIDを割り当てます。
  width 要素の幅を定義します。
<html>   HTMLドキュメントの始めと終わり(</html>)を示します。
<i>   囲まれたテキストを斜体として指定します。
  class 1つ以上のクラス名を要素に割り当てます。
  id 要素に一意のIDを割り当てます。
<img />   テキスト内のインライン画像を定義します。
  align 画像の配置を指定します。
  border 画像を囲む枠線を定義します
  height 画像の高さを指定します。
  id 要素に一意のIDを割り当てます。
  src 画像のソースファイルと場所を指定します。
  width 画像の幅を指定します。
<li>   順序指定された(番号付き)リストまたは順序指定されていない(箇条書き)リストの項目を指定し
ます。
  class 1つ以上のクラス名を要素に割り当てます。
  id 要素に一意のIDを割り当てます。
  title 読者がこの要素の上にマウスポインタを置いた場合に表示されるポップアップボックス内のテキスト
を作成します。
<ol>   囲まれた項目から番号付きリストを作成します。
  id 要素に一意のIDを割り当てます。
<p>   段落のテキストを定義します。先頭行はインデントされ、囲まれたテキストの末尾には改行が作成
されます。
  align 段落の配置を指定します。
  id 段落に一意のIDを割り当てます。
  title 読者がこの要素の上にマウスポインタを置いた場合に表示されるポップアップボックス内のテキスト
を作成します。
<s>   テキストを取り消し線として指定します。<strike>もご参照ください。
  id 要素に一意のIDを割り当てます。
  style 要素のスタイルを定義します。
  title 読者がこの要素の上にマウスポインタを置いた場合に表示されるポップアップボックス内のテキスト
を作成します。
<small>   囲まれたテキストのフォントサイズを、現在のサイズまたはデフォルトのサイズよりも1ポイント小さ
くします。
  id 要素に一意のIDを割り当てます。
<span>   定義済みの属性をインラインテキストに適用します。
  bgcolor 要素の背景色を定義します。
  title 読者がこの要素の上にマウスポインタを置いた場合に表示されるポップアップボックス内のテキスト
を作成します。
<strike>   テキストを取り消し線として指定します。<s>もご参照ください。
  class 1つ以上のクラス名を要素に割り当てます。
  id 要素に一意のIDを割り当てます。
<strong>   囲まれたテキストを太字として指定します。<b>もご参照ください。
  class 1つ以上のクラス名を要素に割り当てます。
  id 要素に一意のIDを割り当てます。
<sub>   囲まれたテキストを下付き文字として指定します。フォントサイズを小さくして、ベースラインの下に
配置します。
  id 要素に一意のIDを割り当てます。
<sup>   囲まれたテキストを上付き文字として指定します。フォントサイズを小さくして、ベースラインの上に
配置します。
  class 1つ以上のクラス名を要素に割り当てます。
     
  id 要素に一意のIDを割り当てます。
<u>   囲まれたテキストを下線付ききとして指定します。
  id 要素に一意のIDを割り当てます。
<ul>   囲まれた項目から箇条書きを作成します。各項目は<li>タグで識別されます。
  class 1つ以上のクラス名を要素に割り当てます。
  id 要素に一意のIDを割り当てます。
<var>   変数名やプログラムの引数を示します。囲まれたテキストは斜体で表示されます。


ここでは、本の説明フィールドで使用できるすべてのHTMLタグおよび属性を示します。書式エラーを
避けるために、HTMLタグは必ず適切に閉じてください。たとえば、テキストを太字にするタグ<b>を
閉じるには、</b>を追加する必要があります。この終了タグを追加すると、残りのコンテンツが太字
で表示されるのを防ぐことができます。



(2)HTML特殊文字について
ホームページ作成時に特殊な文字を使用したいときに利用します。
上表中の、<  >は(全角では< >)は、&lt;   &gt; と記述します(この&は&amp; と書き表示しています)
これらの特殊文字も多分kindleでも正しく表示されると思います。もし、問題があった場合はここに<追加記述>します。

代表的な特殊文字
No. 文字表記 文字 記事
1 &quot; """ クォーテーション
2 &amp; "&" アンパサンド
3 &lt; "<" 小なり
4 &gt; ">" 大なり
5 &nbsp; "?" 空白
6 &copy; "?" コピーライト
注:文字表記は必ず小文字で記述。




(3)機種依存文字は避けた方がよい
「①②③」「ⅠⅡⅣ」」、「㌢ ㍻ ∮㎝ 」のような機種依存文字は、PCメーカーにより表示でないので使用しない方がよい。
なお、半角カタカナは機種依存文字でないが、電子メールでの使用において文字化けを生じる場合があり避けられる事をお奨め。

次のページが詳しい。
Windowsの機種依存文字




※「kiキンドル」では、上表のダイ色又は黄色の付いたHTMLタグのみでHTMLファイルを作ります。
HTMLファイルをKindleに表示して自分の想定したデザインになっていない場合は、HTMLソースをメモ帳に表示して修正すればよい。
上表の色付きタグはたった20個でありかなり少ない、もし、使用方法が判らないHYMLタグあった場合Webで調べれば簡単に理解
出来ると思います。なお、自分も昔HTMLタグを覚えた時HPに残したので、必要な方は下記を参考して下さい。

HTMLタグ リファレンス




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